平和の森公園

平和の森公園
by https://www.city.ota.tokyo.jp/midokoro/spot/hot_news/top_athr.html
フィールドアスレチックが目いっぱい楽しめるスポットで、遊具の数は40種類以上!アスレチックは大人にも中々キツイ仕様なので、己の体を試すのにもってこいなスポットです。

おしゃれで少し気の強いアヤコ
たらいで水の上を走るアトラクションを男友達がはしゃいでやってたんだけど、途中でバランスを崩してずぶぬれになっちゃって、それでiPhone6を水没させてて大爆笑だった
マイペースで好奇心旺盛なタカオ
ポケモンGOでパウワウが出現すると話題になったので行ってみた。ポケモンだけじゃなく、区の歴史や史跡、地名にちなんだ40種類のアスレチック遊具があって、しかも川を渡るアスレチックは落ちると水浸しになったり本気な作りになっているので楽しめました
冷静沈着な猫のニャンタ
アスレチックは小学生以上ならだれでもトライできる。しかし油断してはいけない。最悪の場合ずぶぬれになってしまうので着替えや、水にぬれていけないものは安全なところに置いておく必要がある
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【スポット】平和の森公園
【ふりがな】へいわのもりこうえん
【 住所 】東京都大田区平和の森公園2番1号
【アクセス】京急本線 平和島駅 徒歩約10分
【最寄り駅】平和島駅
【営業時間】24時間開放
【 料金 】無料
【クーポン】なし

平和の森公園
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公式ページ

平和の森公園 ~緑に抱かれ、平和を願う~

平和の森公園は東京都大田区が管理する公園です。

埋立地の為に、その住所も「平和の森公園」となっています。

全国各地に同様の名称の公園が確認できますが、互いの連携などは確認されていません。

公園は大田区立公園の中で最大の面積を有し、南北に長い形状をしており、中央部を東西に環状7号線が貫いています(信号およびアンダーパスで往来可能)。

自然豊かな公園としての性質の他、弓道場、テニスコート、アーチェリー場などを備えたスポーツ施設の集積地であり、更には23区で唯一、フィールドアスレチック協会の認定を受けたフィールドアスレチックがあり人気を集めています。

この他、広大な空が開ける芝生広場、一周でおよそ1kmのランニングコースがあったり、釣りが許可(諸条件あります)されている「ひょうたん池」、休憩所兼公園内情報提供場「みどりの縁側」、小さなお子様も遊べる水場(いわゆる、じゃっぶじゃぶ池)などがあります。

とにかく広大で、一周するだけでも結構な時間を要しますし、お子様をお連れの方は「迷子」にお気をつけください。

上述の通り、この公園の楽しみ方は本当に多種多様で、公園散歩好きの方にはたまらない場所です。

また、公園の植生が豊かで、春は梅や桜、秋の紅葉の時期などは普段以上に訪問者が多い印象です。

広大な敷地なので、度を超えない限りはボール遊びも可能ですし、お弁当を持って自転車で集まっている地元の方々や、夏場などは簡易的なテント(サンシェード)を張って、お子様が泥だらけになるまで走り回っても、お着替えが出来る様にしている公園利用の熟練者も見受けられます。

平和の森公園へのアクセス

最寄駅は京急本線「平和島駅」となります。駅から東方向へ歩き、旧東海道を横切って、ゆっくり歩いて15分弱を見込んでください。

この場合、公園の真ん中付近へのアクセスになります。JR京浜東北線の「大森駅」から京急バスにご乗車になり「平和島入口」で下車する方法もあります。

「森21/26/27/28/32/33/36/43/45系統」と相当数の系統が停車しますし、10分かからずに到着しますので大変便利です。

この場合は公園の北端部に到着します。他、京浜東北線・東急大井町線・りんかい線の乗り入れる「大井町駅」からも、極めて限定的ですが直通バスがあります。

公園内には飲料の自動販売機が設置されている一方で、売店の類はありません。

公園の北端、道路の向かいにある「平和島ビッグファン」の中にドンキホーテと業務スーパーがありますので、お散歩中にエネルギー補給を必要とする方、広場で何かつまみながら語らう方々は、こちらで購入してください。

フィールドアスレチック

この公園の最大の特徴とも言える、フィールドアスレチックに言及しておきます。

公園が年中無休で24時間開放されているのとは異なり、アスレチックには営業時間があります。

営業時間は午前9時半から午後4時半までで、チケットセンターが午後3時にクローズし、以降の入場が出来なくなります。

毎週月曜日を定休日(月曜が祝日の場合は開園し、翌日が閉場)として定めている他、年末年始も営業していません。

また、その性質上、大雨や暴風の当日や翌日など、場内コンディションの不良を理由に臨時の休場日がありますのでご注意ください。

「未就学児童」の入場は認められておりませんが、アスレチック付随施設として、幼児用のアスレチック場が設置されています。

料金は小、中学生100円、高校生以上が360円と格安で、勿論大人の方も利用できます。

アスレチックエリア内には男女別の更衣室、及びトイレの設置があります。場内での飲食が禁止されている他、再入場は認められておりません。

1〜40番までのポイント(40基のアスレチック)を順番に追いかけていくと、更衣室及び休憩所のあるスタート地点にきちんと戻れ、コース途中にもトイレ設置があったりと親切な構成ですが、設置されているアスレチックは本格的です。

思いつきで入場するのではなく、きちんとした動ける洋服と靴を準備した上で訪問してください。

また、コースの中には「水上アスレチック」があり、夏場などは元気なお子様が「(半分ふざけてわざと)水中に転落」しているケースも見受けられます(張り切ったお父さんが落ちているケースも…)。

こうした事からも「着替え」の用意は絶対に必要です。小学校が長期休暇に入る時期や、気候が良い時期の連休などは場内が混み合っているケースも見受けられますので、うまく利用時期と時間を調整するなどして、安全にご利用いただければと思います。

周辺情報

この平和の森公園の周辺には「平和島公園」「ふるさとの浜辺公園」など、散策しがいのある公園が連なっており、公園ウォーキング好きには絶好の場所です。

東京臨海部の魅力探し
平和島入口のバス停を起点にして京急バスを利用すると、東京臨海部の魅力を感じられる場所へのアクセスも可能です。

「中央卸売市場:大田市場」では一般見学が可能で、朝5時から15時まで予約不要で自由見学可能ですので、公園散策の後に社会科見学というコースが組めます。

「東京野鳥公園」はその名の通りバードウォッチングの名所として知られ、カメラを構える方々が沢山いらっしゃいます。最近、ゲストセンターのリニューアルが完成し、空調の効いた施設からゆったりと野鳥の飛来を楽しめる様になりました。

「城南島海浜公園」は羽田空港離発着の飛行機が大きく見える場所として有名で、カメラがなくとも肉眼でも十分に「近い!」と感じられます。また、船舶の往来を眺めるのも楽しいですし、東京臨海部を感じられる場所です。

旧東海道を歩く
平和の森公園の西側には「旧東海道」が南北に走っています。かつてはこの旧東海道の東側数メートルで砂浜・海だったという史実を知った上で歩くと感慨深いものがあります。現在は綺麗に舗装されて歩きやすく、商店街が形成されています。

地域として「旧東海道」という遺産を守り、語り継ぐ取り組みに積極的で、エリアのあちこちに史跡の紹介パネルなどが掲示されています。参覲交代などでも使われていた歴史の道を、古に思いを馳せて歩くのはいかがでしょうか?お食事処も点在します。

平和島の歴史

平和島は昭和14年頃から埋立が始まった人工島で、海岸の目と鼻の先に軍事目的で作られた島でした。

同時期には平和島の北側に位置する「勝島(戦争に勝つが名称の由来)」なども合わせ、急ピッチで人工島の建設が進みました。

歌川広重の東海道五十三次「品川宿」や名所江戸百景にも確認できるように、古来から旧東海道(品川~大森)はこの付近では常に「海岸線」を辿っていました。

大森の海岸は海水浴場としても大変良く知られた存在で、海苔の名所としても広域に名前を轟かせていました。

そして昭和初期まではその姿を留めつつ発展してきました。

埋立は昭和17年には完成し、ここが「東京捕虜収容所」の1つとして運用管理される事となります。

昭和20年の東京大空襲では周辺地域が焼け野原になった一方で、捕虜の生命維持を目的に平和島だけは無傷となります。

むしろ、この島に空から降ってきたのはドラム缶に入った物資や食料でした。

終戦後、平和島の捕虜たちが即時的解放を手にしたのと入れ替わるように、この孤立した人工島は「戦犯収容所」として用いられるという皮肉な展開を迎えます。

そこには東条英機らA級戦犯も含まれていました。とは言え、それは1年にも満たない短期間の事で、平和島に収容された48名は昭和二十年の年末には、あの有名な「巣鴨」へと移送されています。

戦後の平和島周辺は「再開発」が進みます。元来「大森」という名の認知度は抜群であり、多くの人々に知られていた同地の開発に、現・京急グループが名乗りを上げ、包括的に地域が変革していきます。

現在の平和島の象徴とも呼べる「競艇場」が産声を上げたのもこの時期です。

昭和29年に「大森競争場」の名で開業し、同32年には「平和島競争場」と名称変更がなされました。

京急グループの掲げたテーマは革命的で、平和島をレジャーアイランドにするというアイデアでした。

昭和29年の競艇場を皮切りに、昭和32年には「平和島温泉」を開業。昭和39年には「ボウリング場」と展開され、大森エリアが戦前の賑やかさを取り戻すことに大きく貢献します。

競艇、温泉、ボーリングのいずれも今日現在の大森で営業を続けており、地域の歴史的な資産と言っても過言ではありません。

昭和42年には「平和を願う」という多くの人々の気持ちを汲む形で、当地が正式に「平和島」という名称に決定。

昭和57年に「平和の森公園」の造営が実施され、これにより平和島が「島」である時代が終焉。

以降は周辺の人工島も拡大の一途を続け、特に流通や運送の拠点地として発展を遂げていきます。

平和の森公園レポ

とにかく広いの一言です。故に、多くの人が集う様な時期に於いてもそれ程窮屈な印象を受けません。

東京都とは思えない豊富な緑に囲まれて散策し、南にある大森ふるさとの浜辺公園の人工ビーチまで移動して、まったり…という感じの、ゆったりロングウォーキングがオススメです。

この近隣は埋立地ばかりで、そこに臨海公園が次々と整備されてきたエリアなので、公園好きにはたまらないエリアでもあります。

運河沿いの公園が多く、行き交う船を眺めているのも楽しいです。

現在でこそ臨海部ですが、大変歴史ある地域なので、訪問時には是非「古地図」関連のアプリを開いていただきたいです。

公園の場所がかつては海だったと知るだけで、ちょっと不思議な気分に浸れます。

近隣の運河は色々な船舶が行き交い面白いので「船舶航行情報」のアプリなどもオススメします。

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