井の頭恩賜公園

井の頭恩賜公園
photo by @igurin_a
自然あふれる広大な敷地の公園で、中心にある井の頭池は細長く、南東端からは神田川として流出しています。池の周りにはぐるりと桜があり、春には池に向かってせり出して咲く美し姿に多くの方が訪れ、冬には多くの渡り鳥が池で越冬します。豊かな湧水で出来た井の頭池は、古くから人々の生活に不可欠な水源でした。この辺りは徳川歴代将軍が鷹狩りを楽しんだ地域で、家康が名水と褒めたり家光が井の頭池と名づけたとの説もあります。池でボート遊びを楽しんだり、ミニ遊園地や競技場・野外ステージなども有り、様々な催しものも開催されます。井の頭公園駅からは徒歩1分、吉祥寺駅からは徒歩5分とアクセスも良く、恋人たちのデートや家族連れの憩いの場でもあり、ドラマや映画の撮影などでもよくつかわれる公園です。

おしゃれで少し気の強いアヤコ
井の頭恩賜公園はインスタ映えスポットが満載!特に池のボートは絶対外せないわ。
マイペースで好奇心旺盛なタカオ
公園内の動物園や美術館も見逃せないよ。自然と文化が融合してて、散策が楽しいんだ。
冷静沈着な猫のニャンタ
公園は広さ約38万平方メートル。四季折々の風景が楽しめ、特に春の桜が見事です。
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【スポット】井の頭恩賜公園
【ふりがな】いのかしらおんしこうえん
【 住所 】東京都武蔵野市御殿山1-18-31
【アクセス】JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅 徒歩約5分
【最寄り駅】吉祥寺駅
【営業時間】24時間開放(施設により異なる)
【 料金 】無料(施設利用は有料の場合あり)
【クーポン】特定の施設やイベントで割引クーポンが提供される場合あり

井の頭恩賜公園
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井の頭恩賜公園 公式ページ

人気の街・吉祥寺のシンボル!「井の頭恩賜公園」

天気のいい休日を緑のある公園で過ごすのはとても気持ちのいいものです。

東京都内には数々の公園がありますが、特にオススメしたいのは「井の頭恩賜公園」。

東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる公園は池を中心に緑が生い茂り、春には桜が咲き誇る絶好のお花見スポット。

しかも公園内には動物園や水生物園、少し足を延ばせば広々とした走り回れる芝生やグラウンド、テニスコート、さらには有名な「三鷹の森ジブリ美術館」もある、絶好の観光スポットなのです。

井の頭恩賜公園へのアクセスは?

井の頭恩賜公園の最寄り駅はJR中央線「吉祥寺駅」、または京王井の頭線「井の頭公園駅」です。

車で来園する人のために、公園には第一、第二と二つの駐車場がありますが、周辺の道路は非常に混み合い、渋滞緩和のために出庫待ちをすることも禁止されています。

そのため、土日祝日や夏休みなどは、できるだけ公共交通機関の利用が便利でしょう。

井の頭公園には、JR、京王井の頭線ふたつの駅からのアクセスが可能ですが、JRからの場合には、七井橋通りを通って公園に向かうことになります。

ここは多くのオシャレなカフェや雑貨、グルメが楽しめる通り。

また、老舗として有名な焼き鳥屋「いせや」などもあります。

吉祥寺は住みたい町ランキングの常連ということもあり、街の雰囲気をしっかりと楽しみたいという人はJR吉祥寺駅からのアクセスがいいでしょう。

一方の井の頭公園駅はとても小さい駅ですが、非常に雰囲気のある駅で、これまでいくつものドラマやCMのロケ地としても使用された場所。

東京都は思えないとてもいい雰囲気の駅なので、こちらもぜひ利用していただきたいと思います。

オススメは、行きは井の頭公園駅、帰りは吉祥寺駅を利用するコースです。

井の頭恩賜公園のベストシーズンは?

一年中、いつ出かけても様々な楽しみがある井の頭恩賜公園ですが、人気のシーズンはやはり桜の咲く春の季節。

こちらの桜は「日本さくら名所100選」にも選ばれたことのあるという見事な桜。

特に池に映る桜はとても見事で、この時期には多くの花見客が訪れます。

また東京の郊外ということもあって同じ桜の名所である上野公園よりも混雑が少ないというのも魅力です。

また、この季節には周辺のカフェなどが屋台を出店することもあり、朝から夜まで楽しいお花見の時間を過ごすことができそうです。

ただし、それでも人の数は普段より多く、またお酒を飲んでいる人も多いため、ゆっくりとした時間を過ごしたいという人は別のシーズンにしたほうがいいかもしれません。

夏の井の頭恩賜公園は緑が鮮やかでオススメのシーズン。

人の数もお盆休みなどを除くとそれほど多いということもないので、公園自体を楽しみたい方にはもってこいかもしれません。

もちろん夏は気温も高くなり、風の吹かない日などは熱中症対策をしっかり行う必要があります。

秋には園内のケヤキやカシ、コナラなどが紅葉する季節なので、こちらもオススメの季節です。

園内のベンチなどでランチを楽しむ人も多く、穏やかな時間を過ごせるシーズンです。

園内には昔ながらの売店だけでなく、カフェなどもありそちらのオープンテラスで食事を楽しむにも最適の季節です。

冬は風が冷たく長い時間を過ごすには不向きですが、公園の中心である井の頭池には多くの種類の渡り鳥が越冬する場所ということもあり、都内でも数多くの水鳥を観察することができます。

井の頭恩賜公園のおすすめスポット

井の頭恩賜公園は、一般的なイメージの公園とは異なり、いくつかのオススメのスポットがあります。有名な場所をご紹介していきましょう。

井の頭池
井の頭池は、井の頭公園の中心にあり、もっとも有名なスポットです。ここは「お茶の水」と言われる湧水地がある歴史的に有名な水の名所。

池の西は玉川上水につながり、東側は神田川の源流にもなっています。池の南北をつなぐ七井橋は絶好の撮影スポット。

また、ここではボートを借りて池の上に漕ぎ出すこともできます。昔は「ここでボートに乗ったカップルは別れる」というジンクスもあったようです。

ちなみに、スワンボートの中には一台だけ「オス」のスワンボートがあり、これに乗ることができると幸運がやってくるという話もあります。

井の頭弁財天
池の南側には弁財天を祀っている「井の頭弁財天」があります。

こちらは弁財天のほかにも大黒天と毘沙門天を祀っているという珍しい神社で、三つの神様を一度にお参りできるということで人気があります。

境内の端には「銭洗い弁天」もあり、こちらは金運のパワースポットとも言われています。

こちらではおみくじを引くこともできるので、井の頭公園散策のときにはぜひ立ち寄ってみたい場所のひとつです。

井の頭自然文化園
井の頭自然文化園は、井の頭公園内に作られた動物園です。

国内でもっとも長く飼育されていたことで有名なアジアゾウの「はな子さん」がいたことでも知られています。

公園の中に作られた動物園としては、かなりの種類の動物が飼育されています。

モルモットと触れ合うことのできるコーナーや、リスが自由に駆け回る姿を観察できる「リスの小径」などが人気です。

そのほかにも、カピバラやヤマアラシ、アライグマ、アナグマなどのキュートな生き物が数多く展示され、散歩の途中に立ち寄るには持ってこいです。

なお、人気者だったゾウのはな子さんをしのぶカフェもあり、こちらも人気を誇っています。

少し離れたところには、水辺の生物を展示している「水生物園」があり、こちらでは水生物のほか、野鳥や昆虫などの本格的な展示が行われています。

このほか、「熱帯鳥温室」や長崎の平和記念像の作者である北村西望の作品が展示されている「彫刻園」、「赤い靴」「シャボン玉」として知られる作詞家・野口雨情の書斎を移築した「童心居」などもあり、井の頭恩賜公園の中でも知る人ぞ知る場所となっています。

ちなみに、井の頭恩賜公園は誰でも無料で入ることのできる場所ですが、動物園などの井の頭自然文化園には入園料が必要です。

入園料は一般400円、中学生150円、65歳以上が200円です。また開園は9:30~17:00、月曜と年末年始が休園となっているので、訪問の際は注意してください。

井の頭公園西園
井の頭公園から吉祥寺通りを渡った先には、井の頭公園西圓があります。

こちらは園内に三鷹の森ジブリ美術館があることでも有名ですが、緑豊かなゆったりとした場所としても知られています。

井の頭恩賜公園の本園は人が多く、ざわついたところもありますが、西園は地元の人が中心の場所でもあり、非常に静かでくつろいだ雰囲気です。

こちらには広い芝生があり、そこでくつろいだり、ボールを使って遊んだりするのには最適な場所。

子供連れのファミリーには持ってこいと言えるでしょう。

また本園ほどではありませんが、こちらにも様々な種類の桜があるため、お花見の穴場ともなっています。

さらにこちらでは、観察用の窓を付けたバードウォッチング専用の壁などもあるほど手つかずの自然が残っている場所。

清流なども流れていて、東京都は思えない雰囲気を満喫することができます。

三鷹の森ジブリ美術館
西園のさらに先にあるのが有名な「三鷹の森美術館」。こちらは開園から15年以上経過した現在でも非常に人気のスポットとなっています。

現在では少しはチケットも入手しやすくなってきたこともあり、ジブリファンではなくとも一度は訪ねてみたい場所です。

四季折々の自然の魅力だけでなく、多くの見どころがある井の頭恩賜公園。

自然を感じたくなったときには最適な場所といえそうです。

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