青森県は自然の美しさに溢れる魅力的な地域です。この記事では、訪れる価値のある絶景スポット10か所を厳選してご紹介します。静寂の中にたたずむ湖、壮大な滝、美しい庭園、歴史深い遺跡、そして神秘的な山々など、青森の自然の息吹を感じられるスポットばかり。これらの場所で、四季折々の絶景を楽しんでください。そしてぜひカメラを持参して、素晴らしい瞬間を写真に収めてください。

明治時代の庭師：小幡亭樹の手によって造園された京風の庭園です。大石武学流と呼ばれる津軽に広く伝わる独特の作庭様式で完成されたのが、国指定名勝の盛美園です。明治44年ごろに完成した庭園で、当時から津軽地方で人気がありました。庭園の南西には盛美館と呼ばれる和洋折衷の美しい建物があります。この建物のが、ジブリ作品の「借りぐらしのアリエッティ」に登場する屋敷のモデルになったといわれています。

【スポット】盛美園
【ふりがな】せいびえん
【　住所　】青森県平川市猿賀石林1
【アクセス】弘南鉄道弘南線　津軽尾上駅　徒歩約20分
【最寄り駅】津軽尾上駅
【営業時間】9:00～17:00（4月～11月）、10:00～15:00（12月～3月）
【　料金　】大人400円、高校生300円、小中学生200円
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
【　画像　】https://www.jalan.net/kankou/spt_02210ah2142099525/

津軽富士見湖に架けられた日本一の長さを誇る木造三連太鼓橋です。全長は300ｍで青森県産の「ひば」が使用されています。舞橋は美しいアーチ状になっており、岩木山を背景にした舞橋は鶴が飛び立とうとしている光景に見えると言われ、鶴田町のシンボルとして親しまれています。また、舞橋を渡ることで長寿につながるとも言われています。夜明けや夕日など時間帯や季節によって違った色合いになる舞橋は湖面に写ることで、より一層美しい景色となります。

【スポット】鶴の舞橋
【ふりがな】つるのまいばし
【　住所　】青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
【アクセス】JR五能線　陸奥鶴田駅　タクシー約10分
【最寄り駅】陸奥鶴田駅
【営業時間】年中無休
【　料金　】無料
【クーポン】なし
【　画像　】https://www.jalan.net/kankou/spt_02384aj2200138481/

明治39年に日露戦勝記念として建てられ、昭和6年までは市立図書館として利用された施設。木造3階建てで、八角形の双塔を有したルネッサンス様式を基調としながら、随所に和風様式が取り入れられている特徴的な建築です。内部では旧市立図書館にまつわる資料やビデオによる文学碑をめぐるコーナーなどがあります。

【スポット】旧弘前市立図書館
【ふりがな】きゅうひろさきしりつとしょかん
【　住所　】〒036-8356 青森県弘前市下白銀町２−１
【アクセス】JR奥羽本線 弘前駅からバスで約15分、下白銀町バス停下車 徒歩約2分
【最寄り駅】弘前駅
【営業時間】9:00～17:00（入館は16:30まで）
【　料金　】無料
【クーポン】なし
【　画像　】@maaaya.a

白い犬のオブジェが有名で、細部にわたる箇所まで凝った作りがアートすぎる空間と話題の美術館。棟方志功、奈良美智、成田亨など青森ゆかりの作家を中心に、フランスの画家マルク・シャガールによる大作「アレコ」などの作品も展示されています。三内丸山遺跡に隣接することから合わせて観光に訪れてみるのも良いですね。

【スポット】青森県立美術館
【ふりがな】あおもりけんりつびじゅつかん
【　住所　】〒038-0021 青森県青森市安田近野１８５
【アクセス】青い森鉄道　東青森駅　タクシー約10分
【最寄り駅】東青森駅
【営業時間】9:30～17:00（入館は16:30まで）
【　料金　】一般510円、大学生300円、高校生以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
【　画像　】@oooomiki417

日本三大霊場の一つとして有名な恐山菩提寺が存在する活火山。恐山の入り口にはあの「三途の川」が流れ、その川を渡ると地獄めぐりがあります。地獄は「血の池地獄」「賭博地獄」など136の地獄が広がり、この世のものとは思えない風景が広がっています。また隣接する「極楽の浜」は白砂とエメラルドグリーンの海が美しく、まさに天国と地獄のコントラストを味わえます。入山者なら誰でも入れる「恐山温泉」もあるのでタオルをご持参されることを忘れずに！

【スポット】恐山
【ふりがな】おそれざん
【　住所　】〒039-4401 青森県むつ市大畑町
【アクセス】JR大湊線　下北駅からバスで約40分
【最寄り駅】下北駅
【営業時間】5月1日～10月31日 6:00～18:00
【　料金　】大人500円、小中学生200円
【クーポン】なし
【　画像　】@misopaso

高さ7m幅20mの奥入瀬渓流本流にかかる随一のダイナミックな滝。かつてこの滝により魚が遡上するのを防ぎ、十和田湖に魚がいなかったというエピソードから「魚止めの滝」とも呼ばれていました。徒歩で訪れると、迫力ある滝しぶきを体感できることから奥入瀬観光には欠かせないスポットとなっています。

【スポット】銚子大滝
【ふりがな】ちょうしおおたき
【　住所　】〒034-0301 青森県十和田市奥瀬
【アクセス】JRバス東北「奥入瀬渓流温泉」バス停から徒歩約30分
【最寄り駅】奥入瀬渓流温泉バス停
【営業時間】年中無休
【　料金　】無料
【クーポン】なし
【　画像　】@kome_tubu

2000年に国の特別史跡に指定された、縄文時代前期～中期(約5500年前～4000年前)の大規模な集落跡。こちらでは住居群、倉庫群、3層の形で有名な掘立柱建物などがあります。火起こしや勾玉づくりや土偶作りなど縄文時代の生活を体験できるプログラムも豊富です。

【スポット】三内丸山遺跡
【ふりがな】さんないまるやまいせき
【　住所　】青森県青森市大字三内字丸山305
【アクセス】青い森鉄道　新青森駅　タクシー約10分
【最寄り駅】新青森駅
【営業時間】9:00～17:00（最終入場16:30）
【　料金　】一般410円、高校生以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
【　画像　】@akamai817

弘前城に近接する公園で別名「鷹揚公園（おうようこうえん）」。春になると約50種、2,600本の桜が咲く名所として有名で日本三大桜名所の一つに選ばれています。特に桜の花びらが堀の水面に浮かぶ「花筏（いかだ）」と呼ばれる桜の絨毯は、SNS上でも注目を集め、世界各国からその絶景見たさに多くの人が訪れています。まさ桜の季節以外にも、秋には紅葉と菊、冬には「みちのく五大雪まつり」の一つ「弘前城雪燈籠まつり（ひろさきじょうゆきどうろうまつり）」が開催されます。

【スポット】弘前公園
【ふりがな】ひろさきこうえん
【　住所　】〒036-8356 青森県弘前市下白銀町１−１
【アクセス】JR奥羽本線 弘前駅からバスで約15分
【最寄り駅】弘前駅
【営業時間】24時間開放（ただし、弘前城天守は9:00～17:00）
【　料金　】無料（弘前城天守は大人320円、小人100円）
【クーポン】特定のイベント時に割引クーポンが配布されることがあります
【　画像　】@mi81ho21

寛政4年（1792年）の鰺ヶ沢地震によって隆起して出来た広い岩床の海岸で、津軽のお殿様が千畳の畳を敷いて宴会を行ったことから、千畳敷と名付けられたと言い伝えられています。五能線を走るリゾートトレインのリゾートしらかみ2・3号は、千畳敷海岸を散策して千畳敷の広い石畳の海岸と美しい日本海の眺めが楽しめるように、最寄り駅となる千畳敷駅で15分停車します。

【スポット】千畳敷海岸
【ふりがな】せんじょうじきかいがん
【　住所　】青森県西津軽郡深浦町
【アクセス】JR五能線　深浦駅　タクシー約10分
【最寄り駅】深浦駅
【営業時間】年中無休
【　料金　】無料
【クーポン】なし
【　画像　】http://www.jalan.net/kankou/spt_02323ab2050123930/
【　画像　】@hodagollira

本州最北端に位置し、「ここ本州最北限の地・北緯41度32分、東経140度55分」という標識が立っています。下北半島の大間崎と北海道の亀田半島にある汐首崎との距離は17.5kmしかなく、天気が良ければ北海道の山並みや函館市街を眺めることが出来ます。大間崎には日本一と言われる「大間のマグロ」で有名になった大間漁港があります。

【スポット】大間崎
【ふりがな】おおまざき
【　住所　】青森県下北郡大間町大間字大間平17-1
【アクセス】JR大湊線　下北駅からバスで約2時間
【最寄り駅】下北駅
【営業時間】年中無休
【　料金　】無料
【クーポン】なし
【　画像　】http://simokita.org/sight/ooma/